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 中学入試直前、すでにやるだけのことはやったと思っている受験生もいれば、あともう少しだと思っている受験生、 なにをやればよいのかわからないと焦っている受験生もいるでしょう。直前の1ヶ月というのは、不思議な期間で、油断を すれば、今まで成績の良かった子も調子を崩すケースもあるし、逆に今まで振るわなかった子が、急に勉強し始め、良い実績 につなげるというケースもあります。とにかく、より合格率を上げるために、この時期、最低限やっておかねばならない勉強は、 2つあります。1つは知識の整理。もう1つは志望校の過去問の戦略的な分析です。



 ■国語、理科、社会は知識。算数は計算と一行題ですね。知識について、すでにボロボロになるほど 確認した知識のまとめ用の本を持っていると思います。何度も確認している受験生は、自分の弱点を知っているわけですから、 その部分だけを集中的にやればよいわけです。しかし、今まであまりやってこなかったという受験生は、とにかくざっと一度 やって、どの知識が定着していないか整理することが重要になってきます。定着していない知識が多すぎる場合は、もう一回 できなかった知識を確認します。そうすると意外と確認の段階で定着する知識がありますから、3回くらいこれを繰り返してく ださい。するとどうしても記憶できない知識が絞られてきます。そうしたら、次にそれらを一枚のB4の紙に、書き出します。 そしてそれをコピーして、勉強部屋とトイレの壁に貼っておきます。これを正月までにやっておきましょう。もちろん、機会が あるたびに見なければ意味はありません。

 ■ 算数の計算と一行題は、毎日5題ずつ、合わせて10題解きましょう。その際大事な点は、時間を測ってやることと、 見直しをしないことです。志望校の算数の問題で、計算と一行題をどのくらいの時間で解けばよいのか、目標を作ってください。 そして、その時間に合わせて解いて、見直しをしないのです。解いたら解答あわせをしてください。それで何問できたかが重要 です。よく見直しをしなさいと言われますが、見直しの時間を作るために焦ってミスをするより、一回で完璧に解けるほうが計 算や一行題の場合は得策です。毎日時間内で余裕を持って解いて、正解率があがってくれば、本番でも同じ結果がでるはずです。 何より焦る気持ちを押さえられるし、それによって不安も解消できます。


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著者プロフィール : 本間 勇人



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2003年中学入試の動向

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